日本全国のプロトーナメントが開催されたコースをシリーズで紹介します。第3回は来月 国内女子メジャー大会のJLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップが開催される宮崎県の宮崎カントリークラブです。

シーズンを盛り上げたトッププロが宮崎に集合

3月はじめのダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメントで始まり、全38試合が組まれたLPGAツアーの2022年シーズンもいよいよ大詰め。この1年を締めくくる最終戦で、国内4大メジャーのひとつ、JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ(以下リコーカップ)は、今年は11月25日(木)〜28日(日)に開催される。

ツアーチャンピオンシップの名のとおり、この大会に参加できるのは今年のJLPGAツアー優勝者や、前週までのメルセデスランキングの上位者などの条件を満たす40人のみ。2022年のツアーを盛り上げた真の実力者がJLPGAツアーの頂点をかけて競い合う、熾烈な4日間トーナメントだ。

画像: フラットに見えて、実は微妙な天然のアンジュレーションがありショットを難しくする

フラットに見えて、実は微妙な天然のアンジュレーションがありショットを難しくする

シーサイドならではの難しさが選手を悩ませる

宮崎カントリークラブは1960年開場。日本アマを1953年から3連覇した三好徳行の設計による県下でもっとも歴史のあるコースで、一度はプレーしたいコースとして「日本のゴルフ聖地100」(大塚和徳著、日本経済新聞)にも選ばれている。リコーカップの会場は2003年より。

日向灘に面した天然の松林の中に各ホールをセパレートして作られたシーサイドコースだけに、木々が攻略上の大きなポイントとなっている。ホールを取り囲み左右の林はもちろん、フェアウェイやラフにポツンと立つ松が攻略ルートを狭めたり、わずかに張り出した枝が球の高さを制限したりと、選ばれたトッププロがどんなルートでどんな球筋を放つのかは観戦の大きな楽しみとなる。

海に近いということは風の影響も大きいということ。しかも宮崎カントリークラブのホール構成は海に沿って行って帰るという単純なものではない。海に沿うホールあり、海を背にするホールあり、向かうホールありとそれぞれで風の方向が異なる。その計算にプロたちは頭を悩ませる。

画像: 松林に囲まれているためにフェアウェイキープが攻略の第一のポイントとなる

松林に囲まれているためにフェアウェイキープが攻略の第一のポイントとなる

アンジュレーションのある高麗芝ワングリーンがくせ者

また、海岸線特有の微妙な自然のアンジュレーションがコース全体に生かされているのも、このコースの特徴だ。フェアウェイの傾斜や砲台上のグリーンなど、球筋や距離感に微妙に影響を及ぼす要素としてトーナメントを盛り上げる。

そして様々な技術を駆使して狙うグリーンにも個性がある。ツアーでも珍しい高麗芝のワングリーンだ。芝目に加えて傾斜あり段差ありと複雑な読みが要求されるから、普段洋芝系のグリーンに慣れたプロたちにとってはかなり手強いはず。特に上からのパットをどう打つかは見ものだ。

画像: コースの戦略性に加えて、宮崎空港に近いことも遠方からのゴルファーには大きな魅力

コースの戦略性に加えて、宮崎空港に近いことも遠方からのゴルファーには大きな魅力

このコースでの全19大会の歴代チャンピオンを振り返ると、2勝しているプロが6人もいる。不動裕理、横峯さくら、古閑美保、大山志保、申ジエ、テレサ・ルーといずれもその時代を代表するプレーヤーだ。このことからも、宮崎カントリークラブが1年を締めくくるツアーチャンピオンシップの舞台にふさわしいコースであることがわかる。

コースは宮崎ブーゲンビリア空港から車で5分ほどと至近。トーナメントをテレビ観戦するのもいいが、ぜひ実際に訪れてプレーしてみることをお勧めする。ゴルフの様々な面白さが味わえるはずだ。

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