自動車の先進安全運転支援技術「ADAS」に関わる技術の進化は、まさに日進月歩。プレミアムクラスともなれば、なおさら速い。果たして今、日本のADASの最先端はどんなレベルにあるのか。レクサスの上級SUV3モデルを中心に、その革新ぶりを検証してみたいと思う。

メルクマールとしてのLexus Safety System +の進化

レクサス系列のADASの「顔」と言えば、予防安全パッケージ「Lexus Safety System +(Lexus Safety System + A)」になるだろう。大きく区切れば第一世代は2015年から、第二世代は2018年から、それぞれ市販モデルへの展開が始まっている。

第一世代から第二世代にかけては、プリクラッシュセーフティの検知条件、対象が拡大されたり、車線維持機能、ロードサインアシストといった機能が新たに追加された。もちろん第二世代になってからも新型車が出るたびに、さまざまな機能追加、制御の向上が施されていることは言うまでもない。

わかりやすい参考データとして、NX以上のプレミアムSUVラインナップで、その進化の方向性を見比べてみよう。

レクサス上級SUV 先進運転支援技術一覧

画像: レクサス上級SUV 先進運転支援技術一覧

センシングのシステム構成そのものは、「単眼カメラ+ミリ波レーダー」で変わりはない。しかし2022年1月現在のADAS関連装備を一覧すると、機能的にはNXがもっとも充実していることがわかる。

画像: 2021年10月にフルモデルチェンジされたNX。LSのようなLiDARは採用されず、ミリ波レーダーと単眼カメラでセンシングする。

2021年10月にフルモデルチェンジされたNX。LSのようなLiDARは採用されず、ミリ波レーダーと単眼カメラでセンシングする。

たとえば各種センサーの検知範囲の拡大は、世代的にもっとも古いRXに対して大きく差をつけている要素だ。プリクラッシュセーフティにおける自転車や自動二輪車の検知能力に加え、パーキングサポートブレーキでは後方歩行者や周囲の静止物まで検知範囲が広がった。レクサスとしては最新となるLXよりも、そのレンジは幅広い。

車線のはみ出しを警告するとともに、操舵制御まで支援してくれるレーンディパーチャーアラートでも、危険な構造物の対象が拡大されている。電柱や縁石、ガードレール、パイロン、連続ポールなどを感知できるとともに、作動車速もより低速域まで下げられた。一般道での事故被害の軽減に役立ってくれそうだ。

This article is a sponsored article by
''.