「技術による先進」というスローガンどおり、アウディは高性能ラグジュアリーサルーンであるS8をさらに進化させた。標準装備されたスポーツディファレンシャルやスポーツシャシにより走りにも磨きがかかったS8とA8のロングホイールバージョンを試乗する機会を得た。(Motor Magazine2022年4月号より)

48Vのマイルドハイブリッド(MHEV)を搭載

アウディの旗艦A8シリーズの現行モデル(D5)は、2017年にバルセロナで開催された「アウディサミット」と名付けられた新しいスタイルのイベントで主役として華々しく登場した。さらに当時から話題になっていた自動運転レベル3(限定付き)が初めて搭載されるという話題で大きな評判となった。

しかし残念なことに法整備が追い付かず、この新技術は未搭載に終わってしまった。そして5年経った年、フェイスリフトが行われ、その試乗会がミュンヘン空港にあるアウディテストセンターを起点に開催された。

最初に選んだテスト車はS8。久しぶりのICE搭載モデル、それも4L V8ツインターボで最高出力571ps、最大トルクは800Nmだが新たにの48VのMHEVが搭載されている。また組み合わされるトランスミッションは8速で0→100km/h加速は3.8秒、最高速度は250km/hでリミッターが介入する。

ウルトラブルーと呼ばれる紺に近い新しいボディカラーを纏ったニューS8は日本に輸入されるショートバージョンだった。遠目にはそう大きな変化はなさそうだったが、近づくと大型化されたシングルフレーム内の変形ハニカムグリルは一部にメッキが施され、立体的に見える。クロームで縁取りされた左右のエアインテークは存在感とダイナミックな印象を高めている。

また、ヘッドライトはマトリックスLEDで破線状のデジタルデザインを持ち、130万ユニットのマイクロミラーからなるDMDを装備している。このハイテックヘッドライトは対向車を幻惑させずに前方の路面を照射して維持車線はもちろん、ウインカー操作で車線変更先の状況も照射することができる。

画像: 4L V型8気筒ガソリンツインターボ「TFSI」エンジンを搭載。0-100km/h加速は3.8秒の俊足ぶり。

4L V型8気筒ガソリンツインターボ「TFSI」エンジンを搭載。0-100km/h加速は3.8秒の俊足ぶり。

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