“すぎない”スペックが使い勝手のよさを生む
ヘッドが小さくなった分、余剰重量が出る。「TB-7フォージド」はその重量でシアターブレードを肉厚にすることで打感をさらに向上。より厚みがあり芯が感じられる打感を実現した。
違いはそれだけではない。ソール幅は広めだった「TB-5フォージド」よりも狭くなり「狭すぎず、広すぎない」幅に。ネック形状はグースが弱めになって「ストレートすぎず、グースすぎない」形状に。すべてが軟鉄一体鍛造アイアンのど真ん中といえるスペックとなって、やさしさでは群を抜いた「TB-5フォージド」よりも、より上級者も満足できる仕様となっている。その性能をひと言でいえば「優しすぎない、難しすぎない」となる。

すべてが上級者はもちろん、上達を目指すアベレージに最適な程よいスペックとなっている
5と7のコンボセッティングも可能
両モデルにはそんな違いがありつつも、ロフト設定だけは同一となっている。この点にも注目したい。最近は、プロでも上がりにくい、つかまりにくい長い番手は、短い番手と異なるやさしいモデルを使う傾向がある。いわゆるコンボセッティング。ロフト設定が同じ両モデルならそれが可能だ。長い番手は「TB-5フォージド」、短い番手は「TB-7フォージド」と、単品購入もできるからより実戦的なセッティングを組んで、スコアアップを狙ってみてはいかがだろう。

やさしさを感じさせる「TB-5フォージド」(右)とシャープ感のある「TB-7フォージド」で賢い組み合わせを(画像はともに#7)
シャフトはモーダス105のスチールシャフト(S、R)と、オリジナルのFT-70iカーボンシャフト(ワンフレックス、70g)の2種類を用意。
打感にはこだわりたい。だけどやさしさも欲しい。「TB-7フォージド」はそんな贅沢な注文にバッチリ応えてくれるアイアンだ。「TB-5フォージド」同様、異素材を組み合わせることなく、軟鉄の単一素材を一体鍛造したピュアな打ちごたえと“すぎない”スペックで、あなたのゴルフをさらに進化させよう。