2022年に日本へ上陸した輸入車、さらに上陸する予定の輸入車を並べてみると、伝統的なパワープラント、すなわり内燃エンジンを積むニューモデルが“意外と少なくない”ことに気が付く。2022年は将来、「エンジン車が数多くデビューした最後の年」として記憶される重要な1年、となる可能性を秘めている、といえそうだ。すると、俄然注目されるのはスポーツカーということになる。ここではそうしたモデルを順に紹介していきたい。(これはMotor Magazine 2022年2月号の記事を再編集したものです)

百花繚乱とも言える、プレミアムなスポーツカーが続々登場

人気のSUVにも負けず劣らずのニューモデルラッシュとなりそうなのがスポーツカーだ。

数あるスポーツカーブランドの中で、久しぶりにミッドシップスーパースポーツモデルを投入するのがマセラティ。エンツォフェラーリベースのMC12以来、18年ぶりにデビューするのがMC20でカーボンモノコックを採用した。

画像: マセラティ コルセ2020を意味する“MC20”と名付けられたミッドシップスポーツが「マセラティ MC20」。エンジンは最高出力630psの3L V6ツインターボを搭載する。

マセラティ コルセ2020を意味する“MC20”と名付けられたミッドシップスポーツが「マセラティ MC20」。エンジンは最高出力630psの3L V6ツインターボを搭載する。

独自開発した3L V6ツインターボエンジンは、F1由来のプレチャンバー式燃焼室を量産車として初めて採用したことで注目されている。最高出力は630psだが、0→100km/h加速は2.9秒と、スーパースポーツカーの中でもトップクラスの速さだ。

スポーツカー界のもう1台の大物がメルセデスAMG SLである。まず注目されるのが、新型はメルセデスベンツのシリーズとして用意されるのではなく、AMG専用モデルとしてゼロから開発されている点。つまり、AMG GTやGT 4ドアクーペと同列で語られるべきモデルに生まれ変わったのである。

画像: 「メルセデスAMG SL」。新型はメルセデスベンツによるものではなく、メルセデスAMGの手によるものとなった。また、伝統的な2シータースポーツから、2+2シーターになったことも注目点だろう。

「メルセデスAMG SL」。新型はメルセデスベンツによるものではなく、メルセデスAMGの手によるものとなった。また、伝統的な2シータースポーツから、2+2シーターになったことも注目点だろう。

このため従来以上にスポーツ性能にこだわっており、ルーフはリトラクタブルハードトップから軽量なソフトトップへと変更。足まわりにはAMGモデルでお馴染みの最新デバイスがフル装備されるほか、4WDまで採用される。

エンジンは4L V8ツインターボで、まずSL63とSL55がデビューするが、パワフルなPHEV(プラグインハイブリッド)も登場する予定だ。

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